校長室より
2021年12月
2021.12.23
二学期終業式
本日は、二学期の終業式を行いました。体育館が全面改修工事中で使用できないため、会議室からプレゼン、各教室にオンライン配信する形で行いました。放送で行うよりも緊張します。
↓カメラに向かって話します。緊張!
式辞では、まず1年を振り返り、コロナと部活動について話しました。部活動は、春の女子総合優勝に続いて、秋・冬の新人戦等においても素晴らしい結果が残せた。文化部も学校祭等で活発に活動できた。「部活動が活発なこと、部活動が強いこと」は、本校の誇るべき、そして素晴らしい校風のひとつであり、今後も本校のよき伝統として引き継いで言って欲しいと伝えました。
↓1、3年生は教室で視聴しました。
次に、「教わる力」「教わり力」について話しました。教えやアドバイスに対して、意欲的に反応すると、教える側は、今まで以上に熱心にアドバイスをしたり、手を差し伸べてくれるようになる。この結果、教えられる側は、どんどん力を伸ばし、成長することができる。つまり「教わる力」とは、「教わり上手」のことである。「教わる力」は、学習はもちろん、部活動、家族、友人関係など社会の色々な場面で役に立つ。学校においては、生徒の「教わる力」が大きくなればなるほど先生の「教える力」も大きくなり、どんどん素晴らしい学校になっていく。生徒の皆さんには、是非「教わり上手」になって欲しいと伝えました。
↓2年生はプレゼンで視聴しました。
終業式の後は、部活動の表彰披露、そして最後に、進路指導主事の中村先生、生徒指導主事の山内先生から話がありました。
↓表彰披露もオンライン
↓中村先生による進路についてのお話
☆表彰披露(団体戦のみ)
〇テニス(女子)
商業科大会:Aチーム優勝 Bチーム:準優勝
〇ハンドボール(女子)
新人戦知多支部予選会 第3位
〇バレーボール(女子)
知多支部バレーボール選手権大会 優勝
〇バスケットボール(男子)
商業科大会 第3位
〇柔道(男子)
新人戦知多支部予選会 優勝
〇柔道(女子)
新人戦知多支部予選会 優勝
「大空のあくなく晴れし師走かな」 久保田万太郎
2021.12.22
学校保健委員会
12月21日(木)、学校薬剤師の神谷和憲先生、PTA役員・委員の皆様をお招きし、学校保健委員会を行いました。
↓養護教諭による健康診断等の状況説明
始めに養護教諭から定期健康診断の結果、保健室の利用状況、スポーツ振興センターの利用状況の報告がありました。今年は肥満傾向の生徒が男女ともに増加し、その原因としてコロナによる運動不足が考えられるとのことです。私自身もも「スティホーム」で家で過ごす時間が増え、運動不足を自覚しています。コロナは色々な所にマイナスの影響を与えていることを改めて実感しました。
↓PTA役員・委員の皆さんにも参加して頂きました。
後半は、本校の永田和寛先生による「競歩に学ぶ歩き方講座」と題する講演が行われました。永田先生は競歩の経験者で、陸上部の顧問を務めています。このブログ(11月1日付)でも紹介しましたが、先生の指導で2年生の男子部員が東海大会で3位に入賞しています。
↓永田先生による講演、ためになるお話を有難うございました。
先生によると「無駄のない、楽な、楽しい」歩き方をするためのポイントは、「真っすぐに立つ、体の真下で着地する、つま先を上げる」の3つだそうです。私はウォーキングを趣味にしていますが、どうしても疲れてくると前屈みになり、膝も痛くなってきます。今日の講話を参考に「疲れない、楽しい」歩き方に改善しようと思いました。
↓楽しく歩く3つのポイント、実践してみましょう!
コロナ禍はまだ続きそうですが、人混みを避けながら積極的に体を動かし、運動不足を解消することがストレス発散にもつながります。寒さに負けず体を動かして健康な毎日を送りましょう。
2021.12.14
知多高校の今
現在、東海市から常滑市に至る新しい自動車専用道路「西知多道路」の建設工事が進められています。それにともなって令和5年3月頃までに旧知多高校の校舎が解体されることになりました。(現在は解体のための調査が始まっています)今回、県教委から連絡があり、調査・確認のため、本校事務室のスタッフと校舎の中に入ってみました。
↓校門を開けて校地に入ります。
本校の前身である「知多高校」は、平成19年に閉校となりました。その後、グランドは「大知山グランド」として一般に開放され、校舎は埋蔵文化財の倉庫として利用されています。
↓玄関、外見は往時の姿をとどめています。
↓昇降口、この階段をたくさんの生徒が昇り降りした様子が目に浮かびます。
↓雑草の茂る中庭
↓埃はたまっているものの、それほど傷んでいない廊下
↓卒業式当日の黒板がそのまま残っています。時が止まった!
↓立守先生は、現在翔洋高にお勤め、何かの縁を感じます。
閉校から14年たち、校舎の中も外も荒れ放題の状態したが、黒板には卒業生が残した落書き、当時勤務されていた先生の名札などが当時のまま残っていました。一つ一つの教室や職員室を見ていると、明るく元気に活動している生徒や先生方の様子が目に浮かんできます。知多高校の校舎はなくなっても知多高校の「魂」は本校の中で生き続けています。
「夏草や兵どもが夢の跡」(松尾芭蕉)
2021.12.08
交通安全標語
知多市坊ノ下交差点近くにある交通安全塔がリニューアルされました。それに伴い募集された交通安全標語に本校の1年生2名(個人情報保護のため名前を紹介できないのが残念です)の作品が入選しました。今日は両名に校長室にきてもらい話を聞きました。
「自転車で 二列走行 命取り」
この標語を作った男子生徒は、自転車で通学で、常日頃から並進はとても危険だと感じており、その気持ちを標語にしたそうです。
「守ろう みんなの笑顔と 交通ルール」
この標語を作った女子生徒は、事故が多いと悲しむ人が増える、皆の笑顔を守りたいという気持ちを標語にしたそうです。
自転車通学者の多い本校は、日ごろから交通安全指導に力をいれています。全校生徒がこの標語を胸に刻み、交通事故のない明るい学校生活が続くことを祈念します。
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