校長室より

2020年12月

2020.12.23

二学期終業式

本日は、二学期の終業式を行いました。一学期の終業式は放送でしたが、今回は、体育館に2、3年生、プレゼンテーションルームに1年生が入り、2つの会場をオンラインで結ぶ「リモート終業式」の形態で行いました。

↓体育館の様子をプレゼンRに送信しています。

式辞では、まずコロナに翻弄された1年を振り返り、制限が多い中で、先生方の努力と工夫、そして、生徒がそれに応え、やる気を持って前向きに取り組んだ結果、教育活動のレベルをおとすことなく、2学期が終了できたことへの感謝の気持ちをのべました。

↓カメラをとおして、1年生に挨拶

次に、会話によるコミュニケーションについて話をしました。感染防止のためのオンラインやマスクを着けての会話は、相手の表情や感情を読みずらいので、正しい言葉で、丁寧に会話しないと、自分の考えが相手に伝わらないこと、そして「相手の意見を尊重しながら、自分の意見も誠実に主張する」=アサーティブコミュニケーションの重要性について、具体的な例をあげて説明しました。会話によるコミュニケーションがうまくできないと、他の人と良好な人間関係を築けず、喧嘩、いじめなどの争いを引き起こす危険もあります。是非、生徒の皆さんはアサーティブコミュニケーションを日々の生活の中で実践してください。

終業式の後は、部活動表彰、続いて進路指導主事、生徒指導主事から冬季休業中の学習や生活について話をしました。生徒の皆さんは、終業式での先生方の話を心に留め、冬季休業を有意義に過ごしてください。

↓部活動表彰の様子

↓体育館で話をする中村進路指導主事

↓プレゼンRでは、アップで映し出されます。

2020.12.14

優秀賞!歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール

「歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクール」に応募した美術部の2年生女子生徒(個人情報保護のため、名前を紹介できないのが残念です。)の作品が、優秀賞に輝きました。その作品が、名古屋栄のセントラルパーク内にある情報ギャラリーに展示されていると聞き、12月12日(土)に見に行ってきました。画面いっぱいに大きく描かれた「歯」が、とても印象的な作品でした。

↓ユニークな入選作品がたくさん展示されていました。

↓優秀賞を受賞した作品

また、今日は担任の古田先生と一緒に校長室に来てもらい、作品に込めた思いなどを聞きました。この絵は、口内の汚れている所をきれいにしているイメージで書いたそうです。彼女は、中学・高校と美術部で、普段は折り紙などを使って作品を制作する活動をしており、今後は、自分にしかできない作品をつくってみたいと話していました。来年の翔洋祭で、素晴らしい作品が見られることを期待しています。

↓担任の古田先生(左)と三人で記念撮影

2020.12.07

「八幡森」はどこにある?

本校の校歌の2番に「新緑映ゆる 八幡森(やはたもり)…」という歌詞があります。以前から「八幡森」がどこにあるのか気になっていました。調べてみたところ八幡神社(名鉄常滑線寺本駅下車北東へ徒歩約8分)の境内にある松林のことだと分かりました。コロナ退散の祈願も兼ねて八幡神社に行ってみました。

↓八幡神社(本殿は知多市の文化財に指定されています)

神社の方の話によると、昔の八幡神社の境内は、現在保健所、マンションが建っている辺りまであり、鬱蒼と松が茂り、昼間でも薄暗かったそうです。昭和34年の伊勢湾台風と松喰い虫の被害で多くの松が失われてしまいましたが、境内に残る松の古木が往時の面影を今に伝えています。また八幡神社の境内では、毎年お正月に尾張万歳の奉納が行われ、本校生徒も参加しています。

↓現在の八幡森、横を名鉄常滑線が走っています。

八幡神社から少し足を延ばして、3番の歌詞に登場する佐布里池にも行ってみました。佐布里池は、愛知用水の調整池で、知多市、東海市などに工業用水を供給しています。また池の周辺には「佐布里梅」と呼ばれる約1800本の梅が植えられており、梅の名所としても有名です。現在、佐布里池は耐震工事中で、池の水はすべて抜かれています。令和3年3月まで見られる珍しい光景です。

↓佐布里池、工事中で水がありません。

↓佐布里梅の原木が植えられていました。

 地元知多市の名所が歌われた本校の校歌、知多市唯一の県立高校として、これからもこの校歌を大切にし、明るく、元気に歌い継いでいきましょう。

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