校長室より

2021.02.02

校舎に描かれた壁画・壁書

本校の校舎の壁面には、文字や壁画が描かれています。この学校に赴任した時から、どんな謂れがあるのか気になっていました。校長室にある知多東高の5周年記念誌、10周年記念誌に壁画や文字の説明が載っていましたので、紹介します。

教室棟東側の壁画「三本の樹」

この壁画は、知・徳・体の調和のとれた教育への願いを表しています。

↓教室棟西側の壁画「太陽」

この壁画は、緑豊かな明るい学園と力強い隆盛を象徴する。

この二つの壁画は、本校の前身である知多東高の創設時、「知多市造形部」に所属する小中学校の先生方によって描かれたものだそうです。そこからは、知多東高時代から連綿と続く知多市との深い繋がりがうかがえます。

↓体育館東側の壁書「MENS SANA IN CORPORE SANO」

これは「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という諺をラテン語であらわしたものです。

↓教室棟中庭側の壁書「自由・平等・友愛」

これは1789年に勃発したフランス革命の時に掲げられた標語です。フランスでは1958年に制定された憲法に明記されました。1948年の国連総会で採択された「人権宣言」にもこの精神が継承されています。

壁画、壁書ともに知多東高の創設以来、40年以上の長きにわたってわたってこの学校を見守ってきました。今後も壁画、壁書に込められた思いや願いを引き継いで行きたいと思います。

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