校長室より

2021.01.07

三学期始業式

明けましておめでとうございます。

今日は、3学期の始業式を行いました。今回は二学期の始業式と同様に、各学年で話をし、式辞としました。式辞では、初めに1月3日の中日新聞朝刊コラム「中日春秋」に掲載されていた高村光太郎の「牛」という詩の一節を紹介しました。          

「牛は急ぐことをしない、ひと足、ひと足、牛は自分の道を味わっていく/遅れても、先になっても 自分の道を自分で行く/ひとををうらやましいとも思わない 牛は自分の孤独をちゃんと知っている」

私たちは、すぐに成果や結果を求めようとするが、人生においては、そんなすぐに成果が出ることはない。牛のように、周りにふりまわされず、自分の信じた道をゆっくりでも着実に歩む。これが、遠回りに思えても、目標や夢を達成する最善の方法である。牛のように、じっくりと、着実に、自分の目標に向かって進んで欲しいと生徒に話しました。

↓3年生は体育館、距離を空けて座ります。

↓同窓会「知多の会」から寄贈していただいたジェットヒーター、冬の体育館では、3台のジェットヒーターが大活躍です。

 学年ごとには、以下のような話をしました。

<3年生>

悔いの残らないように、加えて、3年間お世話になった先生方、家族、その他自分の周りの人たちに感謝する気持ちを忘れず、残された日々を過ごして欲しい。

<1・2年生>

3学期は、1年の締めくくりと同時に、次の学年への準備期間である。3学期の努力や頑張りが、次の学年に大きく影響する。「やらなければならないこと」をやってない人は、ゆっくりでもよい、着実にやるべきことをしっかりやって、次の学年に進級して欲しい。

↓2年生は武道場で実施しました。

↓1年学年主任伊藤先生の話、各学年主任も3学期に向けて話をします。

コロナ感染症の拡大を心配しながらのスタートとなってしまいしたが、私たち教員が下を向いていたのでは、生徒の表情も暗くなってしまいます。明るく前向きに教育活動に取り組んでまいります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ページトップへ