校長室より

2022.01.24

健闘!柔道部県大会

1月22日(土)、愛知県武道館で行われた柔道新人戦の県大会で、準優勝、3位入賞を果たした2年生の女子選手2名(個人情報保護のため名前を紹介できないのが残念です。)が試合の報告にきてくれました。

↓左の生徒が準優勝、右の生徒が3位入賞

準優勝を果たした選手は、準決勝で私学の選手を相手にゴールデンスコアまでもつれ込んだ試合を競り勝ち、決勝に駒をすすめました。決勝では私学の強豪高の選手を相手に全力でぶつかりましたが、惜しくも屈しました。本人は「力の差を感じた」そうですが、次の総体予選では、「インターハイを目指して頑張る」と力強く語ってくれました。

3位入賞を果たした選手は、2回戦で一本背負いを決め、準決勝に進出しました。準決勝では私学の強豪高の選手を相手に奮闘したものの、自分の技がかけられず惜しくも敗退しましたが、3位決定戦で勝利し、見事3位入賞を果たしました。彼女も次の総体予選で「東海大会、インターハイを目指して頑張る」と力強く語ってくれました。

↓顧問の野田先生も加わて記念撮影

同日に行われた男子団体戦でも、本校は私学の強豪校を1校撃破し、見事ベスト8となりました。どの種目も県大会では私学の強豪がひしめいています。その中での上位は、本当に至難の業で、すばらしい結果だと思います。春に行われる総体予選では、是非東海大会、全国大会出場を果たして欲しいと思います。

2022.01.16

尾張万歳実演会

今日は知多市歴史民俗博物館で行われた「新春!尾張万歳実演会」を見学させていただきました。本校では、国語の学校設定科目「古典文化」の中で、保存会の方を講師にお招きして、尾張万歳の学習をしています。今日の実演会には、「古典文化」を選択している3年生4名も参加させていただきました。

↓保存会の方々と一緒に熱演!

実演に先立ち、尾張万歳の歴史や現状についての説明を聞きました。尾張万歳が現在の「漫才」の起源であること、国指定の重要無形民俗文化財で、その価値は奈良県明日香村にある飛鳥寺の「飛鳥大仏」(日本最古の大仏・国の重要文化財)に勝るとも劣らないそうです。

↓拍手喝采、おひねりが飛び交います。

保存会の方々と一緒に堂々と万歳を披露し、見学者の皆さんから盛大な拍手とおひねりをいただきました。また保存会の会長さんからは、「短期間でよくここまで上達した。本当に頑張りました。」とお褒めの言葉をいただきました。生徒にとっても貴重な経験になりました。保存会の皆様、知多市歴史民俗博物館の皆様にお礼申し上げます。

↓披露のあとは、生徒の考えた万歳に関するクイズで盛り上がりました。

↓地元メディアに取材していただきました。

本校は地域に根差した高校として、地元の貴重な文化財である「尾張万歳」の学習を続けていきたいと考えています。今後とも変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げます。

↓記念撮影、お疲れ様でした。

2022.01.13

大学入試激励会

今日は、校長室にて、明後日から始まる共通テスト、そして私大入試に向かう生徒の皆さんの激励会を行いました。

私からは、これからの約1カ月は新しい問題集や参考書に手を出さず今までやってきたものを繰り返しやること。赤本は最低でも3年分、できれば10年分やるとよい。そして受験会場ではすべての受験生が自分より賢く見えて不安になるが、それは誰しも同じで雰囲気にのまれてはいけいけないとアドバイスしました。

↓担任の先生方も周りで激励

次に、「冬休み中に自習教室をのぞいた時、とても張り詰めた空気の中で、全員が真剣に机に向かっていた。それを見てきっと良い結果が出ると確信した。」と激励の言葉を送りました。

↓ご利益のある「合格筆」を一人ひとりに手渡します。

最後に、名古屋三大天満宮(天神)(上野天満宮、山田天満宮、桜天神社)をお参りして、購入した「合格祈願筆」を一人ひとりに手渡し、必勝を期しました。

↓「筆」を掲げて勝ちどき!(しかし、声は出していません。)

「受験子の見つめる先や雲晴れる」(寺本翔人)

2022.01.09

三学期始業式

明けましておめでとうございます。

新しい年が始まりました。今年は「寅」年。今年こそは、コロナが終息し、虎のごとく勢いのある1年にしたいと思っています。今年もよろしくお願いします。

1月7日、3学期始業式を行いました。2学期終業式と同様オンラインでの開催です。

↓神野先生の典礼で始業式を進めます。

↓一同礼、開式

式辞では、お正月の中日新聞の記事を引用し、「黙食」について話をしました。曹洞宗の大本山永平寺では、800前から修行僧たちが「黙食」(これを「もくじき」と呼びます)を行い、食欲に振り回されない食べ方、さらには欲望に振り回されない生き方を身に着けるための修行が行われているそうです。

↓「黙食」(もくじき)について説明

 私たちがそこまでの境地に達することは難しいかもしれませんが、黙って食べることで、食事に集中し、ひとつ一つの食材を味わい、作った人や自分が頂く命(肉や魚)に感謝し、「丁寧に心を込めていただく」ことはできると思います。そこから、自分自身の毎日の生活も、一日一日を大切に、周りの人たちに対する感謝の気持ちを忘れず、「丁寧に生きる」ことに発展させることができる、是非この1年、「一日一日を丁寧に生きる」を実践して欲しいと生徒に伝えました。

↓教室の様子

↓一日一日を丁寧に

  次に、3年生には卒業まで充実した毎日を送ること、お世話になった先生方、家族、その他、自分にかかわりのある全ての人に感謝の気持ちを忘れず日々過ごして欲しいと伝えました。1、2年生には、3学期の努力や頑張りが次の年度の好スタートにつながるので、「1、2年生のうちにやるべきことは、やり終えて進級する」ことが大切だと伝えました。

「正月の空いきいきと胎動す」岩崎真理子 

2021.12.23

二学期終業式

本日は、二学期の終業式を行いました。体育館が全面改修工事中で使用できないため、会議室からプレゼン、各教室にオンライン配信する形で行いました。放送で行うよりも緊張します。

↓カメラに向かって話します。緊張!

式辞では、まず1年を振り返り、コロナと部活動について話しました。部活動は、春の女子総合優勝に続いて、秋・冬の新人戦等においても素晴らしい結果が残せた。文化部も学校祭等で活発に活動できた。「部活動が活発なこと、部活動が強いこと」は、本校の誇るべき、そして素晴らしい校風のひとつであり、今後も本校のよき伝統として引き継いで言って欲しいと伝えました。

↓1、3年生は教室で視聴しました。

  次に、「教わる力」「教わり力」について話しました。教えやアドバイスに対して、意欲的に反応すると、教える側は、今まで以上に熱心にアドバイスをしたり、手を差し伸べてくれるようになる。この結果、教えられる側は、どんどん力を伸ばし、成長することができる。つまり「教わる力」とは、「教わり上手」のことである。「教わる力」は、学習はもちろん、部活動、家族、友人関係など社会の色々な場面で役に立つ。学校においては、生徒の「教わる力」が大きくなればなるほど先生の「教える力」も大きくなり、どんどん素晴らしい学校になっていく。生徒の皆さんには、是非「教わり上手」になって欲しいと伝えました。

↓2年生はプレゼンで視聴しました。

終業式の後は、部活動の表彰披露、そして最後に、進路指導主事の中村先生、生徒指導主事の山内先生から話がありました。

↓表彰披露もオンライン

↓中村先生による進路についてのお話

☆表彰披露(団体戦のみ)

〇テニス(女子)

商業科大会:Aチーム優勝 Bチーム:準優勝

〇ハンドボール(女子)

新人戦知多支部予選会 第3位

〇バレーボール(女子)

知多支部バレーボール選手権大会 優勝

〇バスケットボール(男子)

商業科大会 第3位

〇柔道(男子)

新人戦知多支部予選会 優勝

〇柔道(女子)

新人戦知多支部予選会 優勝

「大空のあくなく晴れし師走かな」 久保田万太郎

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